習慣化のコツと効果的な検証をするための3つのポイント
「投資で生きる」をご覧の皆様、こんにちは。
TAMURAです。
過ぎゆく秋を感じる時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は毎年恒例の「検証の秋!」と銘打って過ごしています。
その時期も終盤に差し掛かり、冬季トレードへの準備が万端になりつつあります。
徹底的にリスクと向き合いながら戦略を構築したからこそ、冬季のシステム稼働が楽しみですね。
あとは、全体的にボラティリティの上がる今季を見据えて、チャンスを狙っていくのみです。
この検証の積み重ねこそ、システムトレーダーが勝ち続ける秘訣と言えるでしょう。
ですが、ただ機械的に検証したり、継続できなかったりすると、その努力が無駄になり、成果に繋がりにくくなります。
そこで今回は、成功へと導く検証を実現させる「習慣化のコツと日々意識するべき3つのポイント」をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
成功を掴む人はやる気が無いときでも継続!
日々のトレード&検証をやっていると、必ず湧き上がる感情や想いがありますよね。
中には「トレードで絶対に稼ぐ!」という強い信念を持つ人もいるでしょう。
そうした軸を持ち、信念を曲げずに継続することは重要です。
継続するためには「やる気が大切!」と言われたりもしますが、半分は正しく、半分は間違っています。
もちろん、根本的なやる気は大切です。
やる気が高いと、エネルギーを刺激して行動しやすくなりますし、集中力が上がることもあります。
そして、限界を超えた力を発揮できることもあるので、やる気はないよりあったほうがいいというのは、決して間違いではありません。
しかし、やる気だけに頼りきることには「大きな落とし穴」が潜んでいるのです。
■毎度、やる気を出さないとできない
■一度、やる気を出したとしても波がある
やる気にはこのような2つの特徴があり、それに頼った行動は非常に不安定であり、その日の気分で行動するようになります。
最初は、やる気に任せても動き出せるとは思いますが、いずれ頓挫する可能性が高い。
ですので、継続した先にある成功を掴むためには、やる気がなくても行動できる仕組みや環境を作ることが非常に重要です。
つまり、習慣化ですね。
検証やテストを、ルーチンワークとして習慣にするのです。
そして、習慣にするための前提として、以下の2点を念頭に置いておきましょう。
■やる気に頼っているうちは、成功できない。
■成功するコツは、習慣化にある。
続いて、実際に習慣化するためには「どうすればいいのか」についてです。
究極の理想としては、何も考えずに毎日行っている、歯磨きのように続けることです。
毎回、歯磨きをするのに、やる気が必要かというと“No”であり、自然と歯磨きをしているはずです。
そのように、その時々の気分に左右されることなく、検証やテストをルーチンワークとして習慣化することが大切です。
習慣にすると、やる気がなくても勝手に体が動きます。
熱意や気合いなどは必要なく、たとえ損切りでマイナス連敗が続いたときでも、行動できるようになります。
これを繰り返すから中長期に渡り、難なく継続することができ、成果が掴めるのです。
今でこそプロとして活動していますが、私は過去に億単位の資金をトレードで失ったことがあります。
そんな絶望を味わってもなお、その後も継続したからこそ、今では失った以上の利益や経験を得られています。
とはいえ、その時から自分が再起不能になる前に許容リスクを設定して、継続していくことを念頭に取り組んでいます。
こうした経験からも、習慣化の大切さを強く体感しております。
ここで、習慣化のポイントをまとめておきますね。
1. 何事も当たり前であることを善とする。
2. 冷静に状況判断して動けるようにする。
3. 勝負の場に立つ勇気を自意識過剰にする。
4. 笑って許せる余裕があるという余白を作る。
5. 焦らないことが最高に早いということを知る。
6. 自身の感情を言語化して処理できるようにする。
7. トレード全体の調和を考えて行動ができるようにする。
以上の7点を意識して、成功への架け橋とも言える習慣化を目指してください。
困難や面倒なことと向き合う重要性
習慣化すると同時に注意してほしいのが、困難や面倒なこととの向き合い方です。
失敗から逃げると、楽なほうへ逃げるスキルが磨かれていき、その代償として自信と自己責任が失われていきます。
そして逃げれば逃げるほど、選択肢がなくなっていき袋小路に追い詰められてしまいます。
そうならないように、最初はしんどいのですが、面倒くさいことや困難なことに向き合うことが大切です。
例えば、私は11月後半戦の相場は荒れるのか?織り込み済みか?仕掛けられるのか?等々、慎重にならざるを得ない程しんどい状況でも、値動きを見ながら流れや結果を考察しています。
なぜなら、面倒なことを実践し、向き合い続けることで、自然と検証の精度が向上していくからです。
長年、システムトレードを行っていますが、直近の11月上旬の相場でのトレードもかなり勉強になっています。
毎回のトレードの前に決めておくべき評価基準
そして、トレードの良し悪しを判断するための評価基準も重要です。
トレードの結果には理由があり、それを評価する必要があるからです。
そのため、評価基準がない人とある人には、その後のトレード経験値の差は広がっていきます。
評価基準が明確にあるから損益の理由が把握でき、結果も納得できます。
そうしたトレード評価の積み重ねが、検証の精度を上げることになります。
しかし、気をつけなければならないのが、損益ばかりに目がいってしまうこと。
基本的にトレーダーは儲けるためにトレードしていますから、それは当然です。
ですが、それだと成果を出すことが難しくなってしまいします。
決して「勝った~負けた~」の繰り返しだけで終わらずに、トレードに対して評価や査定をしましょう。
トレードを正確に評価するための「客観視」
そして、自己トレードに対して精度を上げていくためには、客観的な評価でなければなりません。
まず、なぜ客観的視点が必要なのか、以下のフローをご覧ください。
↓
2. 勝手にいい解釈が働いてくると、ルールから逸脱する可能性が高まる
↓
3. ルールから逸脱していくと、評価がブレる
↓
4. 精度の向上ができないため、継続利益の追求に至らない
↓
5.「1~4」の負の循環にはまる
上記の負のスパイラルを注意し、評価・査定・検証を繰り返していくと、システムの優位性を保てるようになります。
さらに、機械的な作業にしないことも大切です。
毎回、同じようなことを実践しますが、日々相場は変化しているので、現状の相場状態から学ぶことが大切です。
トレードとは別に、自己資質を客観視するのも、将来を描くためには有効だと思います。
「トレードに王道なし」と言われますが、日々の積み重ねが大切です。
思考を止めずに「評価・査定・検証」を実行すると、自ずと思考力を高まります。
トレードの目的・目標は人それぞれですが、継続的にトレードの収益を安定させたいという方が大半だと思います。
そのためには、やはり続けるということが重要であり、そして続けるためには「楽しさ」も大切です。
中長期的に取り組んでいくためには、楽しんでやることが不可欠な要素になると実感しています。
そこで、楽しんで実践するための5つの極意をご紹介しますね。
1. 好奇心のある視点
日々のトレードの中にちょっとした高揚感を見つけること
2. 遊び心のある発想
検証や勉強に遊び心を取り入れて、楽しむための発想
3. メンタルコントロール力
トレードしていれば避けることのできない、自己の心理に振り回されずにコントロールする力
4. 脳内の整理
脳内を整理して検証に集中できる状態のこと
5. 正しい検証のループ
検証→結果→達成→楽しくなる→検証したくなる→検証→結果→達成→・・・という正の循環
これら5つの極意を強化することで、楽しみつつ継続的なトレード収益の安定環境が構築されていくようになります。
その仮定で、将来のリスクを恐れるあまりに何もしないことが、1番のリスクだと考えています。
勝っても負けても、検証を続けられるかどうか?これが未来の成功を掴むための鍵になります。
トップトレーダーはみんな、日々の検証を続けることで成功を掴んでいます。
今回の内容が、一つでも皆さんの参考になれば幸いです。
次の記事も楽しみにお待ちくださいね。
リスクを深く理解して少しだけ愛すること。
トレードは勝って驕らず!トレードは負けて腐らず!
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
■希望を語りましょう
■楽しんでやりましょう
■客観視していきましょう
■自身の価値観を大切にしていきましょう
■わからないところは何度も見直しましょう
■ロジック内容も大事だが考え方に固執しましょう
■挑戦をしていく心を見失わないようにしましょう
■まずは足元を見てから星空を眺めるようにしましょう
■能力の差ではありませんから信念をもっていきましょう
行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。
それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に励むこと)
ということで、また次回よろしくお願い致します。
TAMURAより
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