過去の負けを未来の勝ちに繋げる「検証と準備」

「投資で生きる」ご覧の皆様こんにちは。
TAMURAです。

ここ最近の気候はジメジメとした暑さですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

世間は、様々な情報が溢れているので、その確度と精度の判断には、十分な注意が必要です。
それぞれ、確度は正確性、精度は再現性の尺度になります。

そこで注意したいのは、精度の高い情報が揃った場合、必ずしも確度が高いとは限らないということ。
そして、個々の情報の確度が信頼できるほど高いと判断するには、精度が高くないといけません。

そうしたことから、相場や各国の経済などのあらゆる情報を扱うFXは、トレードの勝ち、負けの前に、正確性と再現性を担保できないトレードは行わないほうがいいでしょう。

ということで今回は、あらゆる情報が行き交っている中で取捨選択を誤り、負けることもあるFXにおいて、そうした負けもトレードに活かし、勝ちを引き寄せるために必要な「気持ち」と「検証・準備」について解説していきます。

勝てるトレーダーの心の中

冒頭でお伝えしたとおり情報の見極めも重要ですが、トレードする上で考え方も重要となります。

多くのトレーダーは、心の中で「負けたくない、勝ちたい」といった感情が思い巡ることでしょう。しかし、私は「正しく負けるから、勝てる」と考え、トレードと向き合っています。

こうした考え方や捉え方次第では、トレード中の行動が変わってくることでしょう。

私の経験上「負けたくない」「勝ちたい」などと強く願いながらの取引は、上手くいかないことを体感しています。
そうした「負けたくない」の思いの裏に潜むのは、単純に資金の目減りだけではなく、隠れたコンプレックスもあります。たとえ勝ったとしても「負ける恐怖」がある限り、トレードへの挑戦する意欲はなかなか生まれません。

そこで大切なのは自信を持つことですが、焦る必要はありません。
受け入れられる負け範囲を決めて、確信の中で負ける恐怖を和らげていきましょう。

そして、負けトレードそのものの楽しさを知れば、その後の行動へと変わり、さらにトレードが進化します。

語弊があるかもしれませんが、勝とうとする意欲は大した意味を持たないと考えています。
というのも、そういった勝ちたいといった感情は、すべてのトレーダーが持ち合わせているので、重要なのは勝つために実践する「検証や準備」をしっかりやることです。

勝てるトレーダー実践する検証と準備

常に私が、トレードの検証と準備をする際に、肝に銘じている格言が4つあります。

■検証や準備を努力して結果が出ると、自信になります。
■検証や準備を努力せず結果が出ると、傲りになります。

■検証や準備を努力して結果が出なくても、経験が残ります。
■検証や準備を努力せず結果も出ないと、後悔が残ります。

こうしたことを念頭に置き、私は「検証と準備」にとても力を入れています。
実際にどのように検証しているのか、ご紹介しましょう。

例えば「USD/JPY」の曜日検証に関して言えば、「どの曜日で?どういう時間帯で?上がりやすい?下がりやすい?」といった点を見ていくと良いでしょう。以下、各曜日のpips変動(縦軸)、時間(横軸)を示したものです。


(※独自開発検証システムの一部にて作成)

このように、明確な「偏り」が存在しており、いわゆる傾向が掴めてくるんです。
偏りを把握することは、我々個人トレーダーにとって、かなりトレード判断の参考になるものです。

今回の図からもわかるように「USD/JPY」は一定方向に偏る癖があり、これは夏季の傾向を図るのにも参考になりますね。そして、その時の逆相関通貨も活用すると傾向分析になります。
こうした分析を元に、ある程度の強弱&方向感を把握してトレードの材料を用意&準備していきましょう。

ここまでの段取りを念入りに実践することで、個人トレーダーとしての“勝負のスタートライン”に立てます。
トレードは、どうやって勝つかといったノウハウも大事ですが、どんなに勝負強い人でも一度も負けを経験しないことはまずありません。問題は「負けた経験をどのように今後へ繋げていくか?」を深堀りすることです。

そこで、皆さんにも以下のことを頭に入れておいてほしいですね。

■負けは、しっかり受け入れ、自省して検証をする
■負けは、多くの改善点を教えてくれたと総括する
■負けは、愉快な気分で記憶する

こうしたことの真意がわかると、勝つ以上に多くの利益をもたらす負けトレードがあることに気付きます。
だから、私は負けたからこそワクワクしたことがあり、負けたからこそ成長するんですよね。これは、検証やってないと気付けないでしょう。

確かに勝ち続けると楽しいのですが、その後のトレードの油断や怠けに繋がったりすることもある。
だから、負けることで自分に厳しくするのもトレードで重要だ、と言うことを忘れないください。

成功するトレーダーと挑戦しないトレーダーの違いは、才能ではなくて選択の違いと習慣の違いだなと、日々トレード中に考えてしまいます。

ということで今回お伝えしたことは以上なのですが、全く別件で最近、注目しているのは「一時期は後退していたテーパリング思惑が9月のFOMCで決まるのか」ということ。

今後、雇用統計やCPIの結果から決断の方向性が決まると思いますが、今週のジャクソンホールで行われる議長講演でテーパリングに関する発言があるのか。今後も注目していきましょう。

リスクを深く理解して少しだけ愛すること。
トレードは勝って驕らず!トレードは負けて腐らず!
時節柄、くれぐれもご自愛ください。

■楽しんでやりましょう
■客観視していきましょう
■わかないところは何度も見直しましょう
■ロジック内容も大事だが考え方に固執しましょう
■先ずは足元を見てから星空を眺めるようにしましょう
■希望を語りましょう
■挑戦をしていく心を見失わないようにしましょう
■自身の価値観を大切にしていきましょう
■能力の差ではありませんから信念をもっていきましょう

行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。

それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に.励むこと)
ということで、また次回よろしくお願いいたします。

TAMURAより

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