自分は自分。他者の言葉に惑わされず、己の信じる道をひたすら歩め

いつもご覧くださり、ありがとうございます。

今回は、ときどき世間で耳にする、気になる一言について、
須藤なりの考えをお話したいと思います。

よろしければお付き合いくださいませ。

勝つための方法は人によって異なる

気になる一言というのは、
「チャートなんかいくら分析しても、相場では勝てない」という意見です。

相場はいろいろな考え、思惑の人がいて初めて成り立ちますので、
この意見も存在意義そのものは否定しません。
そういう人も相場に参加してくれないと困ります。

また、一部は同意する部分もあります。
ただやはり、この意見は正確な表現ではないと思います。

そして何より、この意見は真面目に勉強している人を不安に陥れ、
他者から受ける影響を強める危険を孕んでいる
ので、
正確に表現すべきだと思うんですね。

結論から言うと、私がこの意見を正確に表現すると、

「チャートだけで完全とは言えない。
 チャートだけが正義というわけでもなく、他にも勝つための方法は存在する」

となるかと思います。

勝つ方法は一種類ではなく、いろいろなアプローチが存在し、
チャート分析以外にも勝つための方法はあります。

それぞれが自分の得意とする方法を押し出すのは心情的に理解できますが、
だからといって他の方法を否定する理由にはならない、ということですね。

ファンダメンタルズを重視し、情報に対する立ち回りに長けたトレーダーもいれば、
チャートにおけるプライスアクションやテクニカル分析の中に活路を見い出し、
戦い続けている人もいます。

順張りの王道がいれば、逆張りの曲芸師もいます。
勝つための方法はいろいろあります。

何にせよ、相場で一番危険なのは、
独善的な発想で凝り固まってしまうこと
だと痛感しているので、
自分も極端な考えに走らないように気を付けています。

自分が信じた道を迷わず突き進む

それで、一番何を申し上げたいのかと言うと(笑)、

今、熱心に継続学習をなさっている方は、
雑音に振り回されず、信じた道を邁進して欲しい、

チャートのセオリーやロジックを学ぶことは決して無駄にはならないので、
不安に思わないでいただきたい
ということです。

FXは欲得が絡む世界なので、
人を惑わせたり、蹴落としたりする情報も、もちろん存在します。

ともすれば、いろいろな意見に振り回されそうになるのも
相場の常なのかな、と感じています。

年の瀬にそんなことを考えております。

参考にしていただけましたら幸いです。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。