稼ぐために必要な「テクニカル分析と〇〇」

2021年7月2日

こんにちは、藤田昌宏です。

6月も終わりに差し掛かり、全国的に梅雨が始まっていますね。
詳しく調べてみると、梅雨はアジア特有の気候みたいです。

こういった「特有のもの」は気候だけに限らず、実は相場の世界にも存在しています。

それが『アノマリー』と呼ばれる、理論では説明できない現象のことです。

アノマリーにもたくさんの種類があり、月の満ち欠けから分析する神秘的なものや、季節ごとの動きをデータ化したものまで、さまざまです。

相場の格言にもあるように「セルインメイ」の由来も、季節ごとのデータのようですね。

さて、直近の相場を月間ベースで見ると、6月初めから各通貨市場の中でも特に大きく動いたのが、ニュージーランドドルと豪ドルです。

  • ポンド-2.78%
  • ユーロ-2.92%
  • 豪ドル-3.12%
  • NZドル-4.61%

上記は対米ドルの数値です。

豪ドルでしたら、豪ドル/米ドルの通貨ペアが6月から大きく下落(ドル高)になっているという見方ができます。

豪ドルはファンダメンタルズが良好なのになぜ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一つの根拠として、ビットコインとの連動性が挙げられるでしょう。

ビットコインの代替として豪ドルがトレードされていたので、ビットコイン下落=豪ドル下落という見方ができると思います。

2020年のコロナショックからの大きな上昇からも分かるように、相場の値動きとファンダメンタルズが乖離するケースもあります。

2021年では、アメリカの小型株ゲームストップや映画館チェーンAMCの急騰が印象的ですね。

ファンダメンタルズでは、アナリストたちが揃って、ありえない上昇だと話題になっています。

これらの教訓からも、収益を上げる一つのコツとして、テクニカル分析やアノマリーといった法則性を身につけることが重要だといえますね。

それでは、実際のトレードを見ていきましょう。

注目している通貨ペアは、以前から焦点を当てていた豪ドル/米ドルです。
表示しているチャートは豪ドル/米ドル相場の30分足になっています。

エントリーの少し前に大きく下落していますが、これはアメリカの政策金利発表によるもの。

大きな経済指標は変動幅が大きいので、予期せぬ動きを敬遠して、売買を控えるトレーダーもいるほどです。

詳細は省かせていただきますが、エントリーは、ある数値に基づいたアノマリー(法則性)が根拠となっています。

得意パターンが形成されたときに矢印のサインやアラートが鳴り、メールにも通知されるようにしています。

その後、手堅く利益を確定し、今回のトレードではおよそ30pipsの獲得となっています。

今後も勝ちパターンやヘッジファンドの手口を共有しますので、参考にしてみてくださいね。