自分を成長させる「納得」と「理解」

2021年7月2日

「投資で生きる」ご覧の皆様こんにちは。
TAMURAです。

緊急事態宣言や蔓防で何かと不便なこともあると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
例年にも増して梅雨明けが待ち遠しく感じる今日この頃です。

さて、気付けば6月ですね。
「SELL IN MAY」ではなく「SELL IN JUNE」となっていくのか?
新高値・新安値へ向かっていく現在値や方向感をしっかりと意識して取り組んでいきます。

各通貨に共通することですが、6月は平均的にボラティリティが低下する傾向にあるので、短期売買系のロジック群をちょっと多めにポートフォリオとしてセッティングしました(ポートフォリオについて:安定的な資産構築のカギはポートフォリオにあり)。

戦略を固めながら、先発ローテンションがしっかり守り、中軸打線でしっかりと点が取れるように、検証からロジックの構築をするので、野球チームの監督になったつもりでトレードをしています。

ちなみに昔ですが、プロ野球選手になれないけど、プロ野球選手と同じくらいの年収を稼ぐためにはどうすればいいのか?そう考えたときにトレードをすることが目の前に現れたので、野球をなぞった考え方は、トレードを始めたきっかけの1つでもあります。

トレード成長鍵は「好きになる」こと

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。
意味は、どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。

トレードを直接的に鑑みることも大事ですが、好きなことをフィルターにしてトレードを考えてみることもお勧めです。何かしら引っかかるポイントがあるので、納得や理解に繋がります。トレードは「納得や理解」してこそ先々の成長に繋がります。

ただ、余計な情報がフィルターとなって「納得」を遠ざけるケースも、非常に多いものです。
「納得」を妨げる要因は様々ですが、最も多いのはネガティブな感情ですね。ゆえに感情や心理を「理解」することが先決になります。

そしてトレードは利益ばかりを求めがちですが、必ず負けは存在しますので、負けるタイミングを極力排除していく作業が大事です。

検証では「利益の出る方向感を得ているものの負けているトレードの部分」を抽出して原因追及をします。
追求すると、どういうフィルターを変化させればいいか?見えてきます。

「好きこそ物の上手なれ」ということで、楽しみながら成長できればいいですね!
飽くなき向上心をもってこれからも探求していこうと思います。

なぜ、トレードのスタンスは一定的に守らなければいけないのか?

トレードのスタンスを維持していく最大の理由は、相場に「絶対」はないからです。

一時的に大儲けできても奈落の底に突き落とされることがあるので、その“時々”という罠に引っかからないように、地道にコツコツが勝利への近道であることがほとんどです。

確実ではなく着実にトレードをしていくことが先決なので、スタンスを保たなければなりません。

【スタンスを保つ着実トレードのポイント】
■チャンスは1回ではないので一喜一憂しない
■チャンスだと思ってここ一番の勝負をしない
■最初から受け入れられる負け範囲を決めておくこと
■損失を潔く認めて損切り実行から気分をスッキリする
■ポジションの保有期間やレバレッジをむやみに変えない
■値動きが激しくなってスリルを味わおうとしない
■勝ちと負けのパターンを身に付けて記録していく
■昨今の情報過多に踊らされない自負を大切にする

例えば、コイントスをして、机の平らな面に落とす作業を何回も繰り返し、表と裏が出る相対度数を計算します。
結果が偶然に支配される実験を試行していくと、試行回数を大きくするにつれて、相対度数が0.5に近づいていきます。
試行を繰り返して得られる相対度数に極限値が存在するとき、これが統計的確率になります。

大数の法則から考え、回数を重ねて、確率を味方につけていくトレードのために、システムがあります。

システムトレードは、予想で行うギャンブルではなく、確率でトレードをします。統計的確率で優位な局面を検証・研究・開発から見抜き、勝ち負けを繰り返しながらトータルで利益を狙っていくようになります。

■システムトレーダーは勝ちトレードになっても根拠があるので高揚しない
■システムトレーダーは負けトレードになっても根拠があるので消沈しない

人間味に欠けますが、私はこのように考え実践しており、AIの台頭と同様にシステムトレードが投資の中心だと思っています。検証・テスト数値を把握して、資金管理コントロールを行いながら、リスク許容度の範疇で継続的な利益追求を目的としているので、目的に沿うよう改善・研究・開発・検証を行っています。

「明確な根拠」があるからこそトレードができるのです。

もし、根拠不十分でトレードをしているのであれば、それは最も恐ろしいこと。検証を重ねて明確な根拠を示しながら、自己問いを繰り返すことが重要です。

努力している方は凄いし、学んでいる方はもっと凄い。失敗したと思っても、失敗にはたくさんの成功が隠れているので、失敗は何度でもすればいいと常に考えています。なので、諦めるという言葉は、私の辞書にはありません。

コロナの影響が厳しき折、くれぐれもご自愛ください。

【トレードを安定させるポイント】
■楽しんでやりましょう
■客観視していきましょう
■わからないところは何度も見直しましょう
■ロジック内容も大事だが考え方に固執しましょう
■まずは足元を見てから星空を眺めるようにしましょう
■希望を語りましょう
■挑戦をしていく心を見失わないようにしましょう
■自身の価値観を大切にしていきましょう
■能力の差ではありませんから信念をもっていきましょう

行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。

それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に.励むこと)
ということで、また次回よろしくお願いいたします。

TAMURAより

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