相場の動きにも影響を与える、トレーダーなら知っておくべき夏時間と冬時間

プロトレーダーズレポート環境認識, 藤田昌宏

こんにちは、藤田昌宏です。

本日から『投資で生きる』にて、隔週(2週間)でコラムをお届けします。

まずは簡単に、自己紹介させていただきます。

20代前半から半ばにかけて、証券会社に勤務していたときに、FXの業務に携わったことがトレーダーとしての始まりでした。

当時はネットで取引するよりも電話注文が主流で、ドル円のスプレッドが8pips、ポンド円が30pipsほど開いており、ポンド円はなんと250円といった時代だったんですね。

その後、独立したいという思いから個人投資家としてスタートを切りますが、2007年のサブプライムショックで1000万円の損失を出してしまいました。

しかし、そこから一念発起し、リーマンショックで1000万円分の損失を取り返しています。

1日に300pipsは動く、激動の時代に結果を出したという経験を評価してもらい、その後はドイツ系の資産運用会社で働いていました。

「証券マン→個人投資家→機関投資家」といった流れでさまざまな暴落を経験し、今では個人投資家とプロ、両方の視点で相場と向き合っています。

これらの実践経験から、私が大切にしていることは「現場」です。

こちらのコラムでは個人投資家に寄り添った、現場の情報やトレードテクニックを共有していきます。

日本の個人投資家は、海外の投資家にカモにされている割合が高いですが、そんな状況を少しでも打開し、あなたの収益向上に繋がれば幸いです。

トレーダーなら知っておくべき夏時間と冬時間

第一回となる今回は、夏時間と冬時間のお話をさせていただきます。

あまり聞き慣れない言葉ですが、欧米では一般に浸透していて、夏時間には時計の針を1時間進めるルールがあります。

そもそもの始まりは日照時間を有効活用するために始まった習慣なんですね。

欧米の株式市場を例にしますと、夏時間でしたら欧州の株式開始時間は16:00、アメリカの株式開始時間は22:30です。そして冬時間でしたら、欧州株式は17:00、アメリカ株式は23:30に取引が始まります。

この夏時間と冬時間には切り替わるタイミングがあります。

夏時間は3月の第二週日曜日からスタートし、冬時間は11月の第一日曜日から始まるんですね。

ただ、欧州内では不評のようで、一年を通じて夏時間に統一するという動きもあるようです。

2011年ころからロシアでは先立って、夏時間で統一となっています。

経済指標の発表時間も変わってきますし、株式と為替は連動することもあるので、これら夏時間と冬時間の切り替えは覚えておきましょう。

もしも夏時間と冬時間の認識が曖昧なままだと、たとえば「気づいたら夏時間で、トレードチャンスを逃した!」ということもあるかもしれません。はたまた「夏時間に統一されることを知らなくて、誤ったタイミングでトレードしてしまった!」という可能性もあるかもしれません。

そんなわけで、第一回はトレードを始めるうえで欠かせない時間についてお話させていただきました。

環境を固めてトレードの土台を築いていきましょう。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。