なぜ日本人は投資に弱いのか

2021年7月2日

「日本人は投資で勝てない」

あなたも、そんなイメージを持っていませんか?
……実はこれ、実際に世界的にも言われているお話なんですね。

FXの世界では「日本人の9割は負けている」と言われています。
さらに海外のトレーダーからは「ミセスワタナベ」と揶揄され、「格好のカモだ」とさえ言われているんです。

当事者である私たちからしたら、「日本人=投資に弱い」というイメージが定着してしまうのは、流石に気分が悪いですよね。ただ単に海外勢が投資に詳しいだけということも、十分にあり得るはずです。

それなのに、どうして私たちは、こんなにも不名誉なレッテルが貼られてしまったのか?

答えは、日本の歴史を振り返ってみるとよーく分かります。

というわけで今回の『投資で生きる』では、なぜ「日本人=投資に弱い」と言われているのか、解説したいと思います!

ちゃんと理由がわかれば、あなたも「日本人というだけでハンデを背負っているわけじゃない!」ということを実感してもらえるでしょう。

さらには、あなたの投資に対する考え方、取り組み方にも大きく影響するかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください!

働いてお金を稼ぐ美学

「歴史を振り返ればわかる」と仰々しく話をはじめましたが、単刀直入に言って、日本人が投資に弱い理由は、いわゆる日本人らしい考え方に原因があります。

ズバリ、私たち日本人は「お金は汗水垂らして稼ぐもの」という考えが根強く残っている。
これこそが、もともと私たちが投資に弱い印象になってしまった始まりといえましょう。

もう少し具体的に説明しますね。

日本人は、昔から手先が器用だと言われますよね。
実際に「ものづくり国家」と言われるほど、日本は世界的に見ても製造業が盛んな国。

もともと昔から日本人って、とことん作ることにこだわり抜く民族性がありました。

・良いものを作る
・商品は自分で作る
・自分で作って自分で売る

あなたも、こうした価値観をどこかで手にしていませんか?
それは日本人らしさとも言えますし、当然の感性です。

ただ、少々この感覚も、現代では違った道を進み始めました。

自分で汗水垂らして働いてお金を稼ぐのは当たり前。
むしろ「かっこいい」と思うような感覚が、蔓延してきたんですね。

「今月もフル残業」「仕事が忙しくて全然寝ていない」「休日も出社している」そんな ” 忙しい自慢 ” を友人や上司から聞かされた経験はありませんか?

これも「労働=かっこいい」という考えを持っているため、苦労話が自慢話になってしまうわけです。このよく見る光景は、昔ながらの日本人の傾向だったんですね。

そして、その根幹にある考え方のおかげで、そもそも私たち日本人は、投資という新たな稼ぎ方に目を向けにくい民族性が、少なからずできてしまいました。

投資に対する印象操作

ただ、そうは言っても2021年。
すっかり投資は世の中に溢れているのも事実です。

それでもなお、なぜ日本人は投資でなかなか勝てない(という印象がある)のでしょう?
もちろん、なかなか投資が定着しないのにも理由があります。

その最たる要因といえるのが、投資に対する印象です。

まず、投資といえば「不労所得」「楽してお金を稼ぐ」という言葉が浮かぶ方も多いでしょう。

そんな言葉を目にしたら、人によっては「羨ましい!私にも教えて!」」と思うでしょうか。
しかし、先ほども触れた ” 労働を重んじる価値観を持った日本人 ” の感覚が強い方から見たら「働かずしてお金を得るなんておかしい!」と声を荒らげるかもしれません。

まずは民族性として、お金の得る方法が今までと違うことに、違和感を覚えたり、ネガティブな感情が浮かんだりするというのがひとつ。

そして「投資の印象」がマイナスに傾いているのは、これだけではありません。
投資で失敗する人も、メデイアでは大げさに紹介されていますよね。

・自己破産してお先真っ暗
・たった3日で5,000万円の借金ができた
・投資の失敗が原因で家庭が崩壊した

テレビや雑誌などは、刺激的なほうが注目を集められるため、率先して発信していきます。

その結果「投資=危険」「投資=ギャンブル」という誤解を見た人が抱く、という「投資」にとっては負のサイクルができあがってしまう。

このようにネガティブなイメージが先行し、元からの日本人の気質も相まって、結果として投資を避けてしまう傾向にあるんです。

投資が見出す未来

このように日本人にとっては、昔からの習慣や、身近にあふれるメディアの話題から、投資に近づくのは危険だと感じる土台がありました。

しかし、ここで冷静に考えてみてほしいんです。
ここまでの状況を整理してみましょう。

・労働以外の収益方法に悪印象を持っている
・危険なイメージが先行している

このような特徴から、なにか気づくことはありませんか?



そうです!

日本人は、「投資を学んでいない」だけで、「投資に弱い」わけではありません。

「日本人だから投資で勝てない」「日本生まれは投資をやるべきじゃない」なんてことは一切ないんです。投資を学びさえすれば、国籍も性別も関係なく、誰だって普通に稼げます。

ただ、ここで重要なのは「学ぶ」ということ。

そこを怠ってしまえば、もちろん勝ち続けるのは難しいです。

もともと投資に馴染みがない日本人が、たいして知らないままいきなり相場に参入してしまえば、それはカモにされたり、大きな損失を生み出したりしてしまいますよね。

ここではっきり断言しておきましょう。

投資はギャンブルじゃありません。

すでにトレードをされている方なら、もう実感しているでしょう。
投資は楽に稼げるほど甘い世界ではありません。

きちんと学んで初めて、大きなリターンを得ることができるのです。

あなたも、投資を始める前と今では、だいぶ印象が違うのではないですか?

「覚えることが多くて思ったよりも難しい」
「不労所得なんて夢のまた夢だ」
「時給換算したら、学生アルバイトバイトのお給料よりも低い」

そう感じている方もいらっしゃると思います。

……このように書くと、投資にまたマイナスの印象を持ってしまうかもしれませんね。

ただ、投資は学問やスポーツと同じで、正しい練習を積み重ねれば必ず結果を出すことができます。

「日本人は投資で勝てない」というのは、正しい知識や勉強方法を教えてくれる人が、日本に少ないだけ。
ぜひあなたは『投資で生きる』を参考に投資と正しく向き合ってくださいね。