勝利への近道は軸作りから始まる
「投資で生きる」ご覧の皆様こんにちは。
TAMURAです。
ゴールデン・ウィークはいかがお過ごしでしたか?
コロナムードに慣れてしまって、そろそろ自粛のお願い程度じゃ抑えられないのでは?!
エゴによって尊厳が潰されなければいいと思う、今日この頃です。
さて、そんなまとまった連休や公休の時ほど「相場とコミュニケーション」を取ってみるのがお勧めです。
相場とコミュニケーション=検証をするということですね。
「検証をするとトレードをしていくための軸が出来上がっていきます」
そして、軸から多岐に渡る難題が出てきます。
・あれっ!これは何でこのタイミングなの?
・あれっ!ここは違うのではないか?
・あれっ!この意味はなんだろう?
等々。
これら「あれっ!」を1個ずつ解消していくと、
・こうすればいいのか!
・ここを直せばもっとよくなる!
・こういう考え方もアリだな!
等々。
この「思ったこと」がトレーダーとして成長していくためには必要です。
日々トレードをしていると損益ばかりに集中してしまうので、どうしても検証自体が後回しになりがちですが、そうではなくこの検証こそ集中して取り組まないと利益は後からやってきません。
軸ができてくるとトレード迷路からの脱出も早くなります。
ぜひ、迷わないためにも軸の確立をしていきましょう。
そして、軸のレベルアップに終わりは無いように、学ぶことにも終わりはありません。
検証も終わりなく継続していくから継続利益の追求に繋がっていると実感しています。
自分の軸を作るために見方を180度変えてみる
自分の中に軸を作っていくためには、ものごとの捉え方を知る必要があります。
ということで、まずは、以下を読んでみてください。
左側 | 右側 |
意見が言えない | 争いがきらい、人を認める |
威張る | 自信がある、心豊か |
浮き沈みが激しい | 明るい、活発 |
うるさい | 元気がいい |
怒りっぽい | 素直、情熱的 |
お喋りな | 話し好き |
おっとりした | 話をよく聞く |
おとなしい | おだやか |
面白みがない | まじめ |
堅苦しい | 意思が強い |
勝ち気な | 信念がある |
カッとしやすい | 考えがはっきりしている |
変わっている | 個性的 |
頑固な | 情熱的、責任感がある |
気が弱い | 感受性が高い |
気が強い | 情熱的 |
右側と左側の言い方をそれぞれ見て、あなたはどのように感じましたか?
「左側はネガティブに思う」
「右側はポジティブに感じる」
結局、どちらも同じようなことを言っているのですが、言い方次第で感じ方は変わってしまいます。
言葉って難しいですね。
でも、考え方や見方を変えるだけで180度変わるということは、体感できましたね。
FXも同じ。
「トレードで起こる出来事」と「トレードで抱いた感情」は何の関係もないのです!
良いか?悪いか?勝手に決めているのは心です。
では、なぜ悪く考えてしまうのか?=過去の経験です。
悪く考えることを辞めて、良いことだと考えるのも自由にできるのですから。
それがフレームフィルターですね。
フレームフィルターの固定観念から脱出というのは重要なファクターです。
トレードは上記の右側・左側のように表裏一体です。
見方が違うので、ある人にはネガティブに見えたり、他の人にはポジティブに見えたりします。
ということは、トレードの考え方次第で良くも悪くもなりますから、良い面と悪い面のバランス軸をしっかり構築せねばならないですね!
では、どうやって軸を構築するのか?=検証から導いていきます。
自己の確立は検証から始まる
努力や練習は裏切らないというけど、やり方を間違えれば簡単に裏切られます。
それが相場の世界でもあるので、検証による軸を持つことがどれほど大事であるか?
検証をしていけば自ずと理解していくことになります。
ポイントは違和感!
なぜ自分はそう感じたのか?を大切にすることです。
気付きは未来を変える道具になります。
「あのタイミングでこうしていれば良かったな」と後悔したことはありませんか?
「数時間前に戻りたい」と嘆いたことはありませんか?
今はそう思うことはほぼ、ありませんが・・・。
私はトレードしていて過去に何万回思ったか?わかりません。
過去に戻ってトレードの歴史を編集することは不可能ですが、これから未来のトレードを変えることは可能です。
トレードでの後悔や嘆きは後に肯定できるよう、変えていかなければいけませんね。
「感情を変えていく」
トレードをやっていくと勉強する過程で自我が芽生えていきます。
以降、自分のトレード感情をコントロールすることの難しさで苦しむものです。
トレード感情との向き合い方や、折り合いの付け方がわかるようになると、負の感情の場合は薄れていき、楽しさを見いだせるようになります。
楽しみながら派生するマイナスをプラスに変える力が芽生えます。
眠っている気付きの幅が広がれば、継続した利益追求の幅も広がります=トレーダーとしての能力UPへと繋がります。
怒りを感じた時は、気持ちを落ち着かせるようにしましょう。
深呼吸を繰り返して自分の呼吸に意識を向かわせるとより効果的です。
そうすると、感情の高まった状態から抜け出せるので、感情に任せてのトレードではなく理性的な行動になり、あとから後悔することがなくなります。
それがトレードは心理戦という所以ですね。どれだけ客観的にいれるのか?
私は、客観視のスイッチを自分で作るようにしています。スイッチオンになるとゾーンに入っていきます。
ゾーンでは何が起こるのか?=自信がUPします。
トレードを上手く進めるには自信が大切です。その自信を生む裏付けこそ検証から導かれます。
「考え方を変えてみる」
目の前にあることだけを見るのではなく、もっと広い視野から相場を見ることが大切です。
視野が狭いと小さな問題も大きく見てしまったり、相場の本質を見誤ったりしてしまいがちです。
既存の枠内でしか発想ができないので、何か新しい価値を生み出したりすることもできず、可能性を狭めてしまうかもしれません。固定観念に固執することなく、臨機応変に考え方を変えるのも大切です。
そして、トレードのメリット・デメリットをしっかり感じているのかが重要です。
エントリーからエグジットまでは単にクリックする作業かもしれませんが、トレード全体を単なる作業として捉えるのではなく、大きな視点の中から意義を見出していくと、大きく考え方が変わっていきます。
そのためには目標や目的がキーになります=自身の資質に合わせていくことです。
的確なタイミングでチャンスを得ていくには、多角的な意味を捉えることができるトレーダーになりましょう。
意義を見出してそれをプラス転換するという作業が、考え方を変えるきっかけになります。
得意を活かすよりも、苦手分野も含めて全てを抜かりなく熟すことが求められてしまう教育・社会というよりも、トレーダーこそ常識を手放して、自分の短所は無視してでも、長所が伸びるように集中すべきかと思います。
毎年5月は検証やらポジションサイジングなど色々と忙しいですが、トレーダーとしての力を付けていくには絶好のタイミングだと感じています。1年を通じて数回ある成長期と捉えています。
コロナ疲れがあると思いますが、くれぐれもご自愛ください。
行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。
それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に励むこと)ということで、また次回よろしくお願い致します。
TAMURAより