FXの口座開設に必要なもの、かかる時間

2021年7月2日

FXの口座開設に必要なもの、かかる時間

FX取引を始めるためには、FXの口座を開設する必要があります。

しかし、初心者の方は「口座開設に何を用意すればいいのか?時間はどれぐらい掛かるのか?」など、分からない方も多いでしょう。

そこで本記事では、初心者の方向けに『FXの口座開設方法』について詳しく解説します。

基本的に、どの証券会社でも口座開設の流れや手順はほとんど同じなので、どこで口座開設するとしても参考になるはずです。口座開設に少しでも迷ったら、ぜひ本記事をご覧くださいね。

FXの口座開設に必要なもの

FXの口座開設に必要なもの

FXの口座開設をするには、投資で得た資金が犯罪や反社会的勢力の活動に利用されないように、本人確認書類の提出が義務付けられています。

提出可能な書類は証券会社によって多少異なるので、ホームページで確認する必要がありますが、各項目ごとに以下の書類のうち、それぞれいずれか1つは最低でも必要です。

【本人確認書類】
・運転免許証
・健康保険証
・住民基本台帳カード
・住民票(コピー)
・印鑑登録証明書
・在留カード
・特別永住者証明書

【マイナンバー確認書類】
・マイナンバーカード(顔写真付き)
・マイナンバー通知カード
・住民票の写し(マイナンバー記載あり)

証券会社によっては、顔写真付きのマイナンバーカード1枚で「本人確認書類」「マイナンバー」の確認を済ませる場合もあります。また未成年でも、18歳以上で親権者の同意があれば、口座開設ができます。その場合には以下の書類も必要です。

【未成年(18歳以上)の場合】
・法定代理人であることを証明する書類(続柄記載の住民票や戸籍謄本の写し)
・法定代理人の本人確認書類(運転免許証など)
・未成年者の取引に関する同意書(FX業者のフォーマットによる)
・婚姻証明書(既婚者の場合)

なお、18歳以上の未成年で既婚者の場合、法定代理人の同意が不要なケースもありますので、証券会社に確認しましょう。
※書類の内容と本人確認書類の内容に違いがある場合、口座を開設することができないため注意が必要です

FXの口座開設にかかる時間

FXの口座開設にかかる時間

ここからはFXの口座開設手順を解説します。
FX口座は、ほとんどすべての証券会社で以下5つのステップで開設することができます。

1・申し込みフォームの入力
2・必要書類の提出
3・審査
4・本人確認コードの受け取り
5・入金、取引

それでは、一つずつ解説していきます。

1・申し込みフォームの入力

まずは口座開設をする申請者の情報を入力します。

入力内容は証券会社によって多少異なりますが、主に以下の内容になります。

・名前
・住所
・生年月日
・メールアドレス
・職業、勤務先
・出金先口座
・投資経験や目的
・年収
・金融資産

2・必要書類の提出

先ほど解説した、必要書類を提出します。
本人確認書類の提出方法は、以下の3つから選択できます。

・Webアップロード
・メール添付
・郵送

Webアップロードやメール添付を利用すると短時間で提出が完了します。

3・審査

証券会社は独自の審査基準を持っており、口座開設申請者の情報と照らし合わせて審査を行います。

通常であれば1日~3日程度で、早いところだと当日のうちに審査は完了します。

4・本人確認コードの受け取り

審査を通過した方には、ログインIDやパスワードが記載された「口座開設手続き完了の案内」書類が登録住所、もしくは登録したメールアドレスに送付されます。

届いたIDやパスワード情報をMT4に入力すれば、FX口座にログインできるようになります。

5・入金、取引

FX口座にログインできるようになったら、入金をして実際に取引をスタートさせましょう。

入金方法は主に、「銀行振り込み」「クレジットカード」があります。

最初から大きなお金を入れるのではなく、少額を入金して取引に慣れていくところから始めるといいでしょう。

まとめ

今回は、FXの口座開設方法について解説しました。

◆FXの口座開設に必要なもの
・本人確認書類
・マイナンバー確認書類

◆FXの口座開設にかかる時間
・通常であれば1日~3日程度
・早い証券会社だと当日

もし、口座開設の審査に落ちた場合でも、FX口座は複数開設できるので他の証券会社で口座開設をしてみましょう。基本的にFX口座の開設数に上限はなく、複数の口座を開設して運用しているトレーダーもいます。

複数の口座を開設することで、各証券会社のメリットやデメリットを確認できますし、比較することによってどの証券会社が自分にとって使いやすいのかも分かってきます。本記事を参考に気になる証券会社で口座開設をしてみてくださいね!