トレンド継続時間が一発で予想できる“裏技”伝授します!

いつもご覧くださり、ありがとうございます。
今回のテーマは、「トレンドの寿命」について。

トレンドの寿命というのは、
言い換えると「継続する時間的な長さ」と言えます。

結論から申し上げると、

「角度が極端に急な場合、寿命は短く、
 ほどほどの角度(25~40°前後)の場合は長く続く」
となります。

一般的な勢いの法則として「派手にブレイクすると寿命が短い」
といったことが言われますが、

これはやはり、相場にも当てはまると感じます。

多くの場合、日中で数時間続く短期トレンドであっても、
20°台後半から40°程度の角度を持った上昇・下落が最も続きやすく、

それ以上になると、一発上げや一発下げで
終わってしまうことが多くなってくるのです。

<例>角度40°の上昇トレンドの場合→寿命1日弱(約20時間)

<例>角度70°(急角度)の上昇トレンドの場合→寿命約4時間

ですから、具体的なトレード方法としては、

①角度が極端に急な相場が既に発生=トレードは一旦見送り

②角度が25~40°前後の相場が発生=その方向にエントリーするのもあり

と覚えておけば、急なトレンドに勢いで飛び乗ってしまい、
余計な損失を出すことを防げるでしょう。

では次に、どのようにMT4上で角度を計測すればいいのか?

説明していきますね。

MT4上でトレンドの角度を計測する方法

MT4で角度を計測する時には一つ注意点があって、

上記画像のようにチャートのプロパティで
スケールを固定してからでなければなりません。

そうでないと、ズームイン・アウトやスクロールによって
実際の角度が損なわれてしまいますからね(自動縮尺機能の弊害)。

この【角度】という要素はとても重要で、今でも頑なに
手書きチャートを採用しているトレーダーは、

「角度が正確にわかる」「実態を正確に示す角度が出る」
から、というのが理由のひとつだと考えます。

ちなみにこの手書きチャートは、大きなトレンドが発生した際に、
方眼紙を斜め(上昇トレンドでは斜め上向き、下落トレンドでは斜め下向き)
に貼り足していかなければならなくなるので、大変です。

しかしその分、「相場がいつもと明らかに違う」ことを
身をもって知ることになるので、
苦労する分の価値はあるというわけですね。

ちょっと余談みたいになりましたが、でも大事な話でした。

参考にしていただけましたら幸いです。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。