一流オリンピック選手から学ぶ、成功者のマインド
「投資で生きる」をご覧の皆様こんにちは。
TAMURAです。
暑さが厳しい毎日ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
賛否両論のオリンピックも終わりましたが、選手の健闘は素晴らしかったと思います。
各競技の熱戦を観ていると、明快な考えや決意をもった選手はTV画面を通じてもお見事でした。そして彼らは、精神的な圧力に耐え、国中の方の期待に応えてくれましたね。
緻密なシナリオをしっかり形にし、決して焦らず、冷静な判断をしている。
そんな選手の姿は、トレーダーである我々に通ずることも多く、良い学びの機会になりました。
ということで今回は、オリンピックを見て学び得たことをトレードに置き換えて、実際にどう活かすべきかについてお伝えしていきます。
オリンピック選手から得た学びをトレードに活かすには?
“ ものすごいプレッシャーの中で最大の成果を出す ” オリンピック選手から学び、トレードに活かせる考え方をまとめますと、以下のことが挙げられます。
- 淡々と、一生懸命に、スタイルを模索する
- 定型から外れるやり方に妙を得る
- 自分の意志を信じてトレードする
- まっすぐな思いと姿勢を根底に据える
- トレードすることを生き方に繋げる
それらの考えを持ちつつ、「どんなトレードするのか?」「そもそもなんでトレードするのか?」「なにが足りないんだ?」と、徹底的な自問自答を繰り返すことはトレーダーとしての成長へ繋がります。
つまり何となくではなく、明確に自己分析をして、必死に問い続けながら、考えて、向き合って、決断をすることが大事です。
私はロジックの見直しやポートフォリオ構築の変更を行いながら、環境整備をしてトレードをしていますが、直近の相場状況では自身の視覚情報に変化を与えています。
具体的には高い位置から見下ろすような視点を持つように、俯瞰で考える意識を引き出すことが重要となります。
それによって、システム的なロジックの活きる箇所・環境を選択ができるようになるんです。
トレードを俯瞰することで得られる力
そのように自己の行動、考えを常日頃から客観視することで、主に2つの力が備わってきます。
- 圧倒的に上回るための能力
- 核となる能力
その能力のことを専門用語で「コア・コンピタンス(中心的専門能力)」と言います。
このコア・コンピタンス的な能力を活かして、高い優位性のあるロジック群を作っていくことで、利益確率を上げ、確立されたアイデンティティが出来上がるでしょう。
そうして複数のロジックを構築しておくと、様々な相場に対応できます。
そのロジックをチームに例えてみますと、以下のようになります。
- 模倣可能ロジック群(シンプルであり基礎的なチーム)
- 移動可能ロジック群(環境条件が一致したら働くチーム)
- 代替可能ロジック群(1方向で負けても2方向で勝つ売買反転系チーム)
- 希少性ロジック群 (暴騰暴落に備えるチーム)
- 耐久性ロジック群 (中期長期のDDに耐えて利を伸ばすチーム)
それぞれのロジックにおいて、どの要素が有効か?どのチーム戦略?どれくらいのLotで?などの戦術を考える必要があります。
その選択は、相場環境・ボラティリティ・相関関係などによって異なります。
複数の影響から、一度築き上げた優位性も、市場環境の変化とともに陳腐化する恐れもあります。
そのため継続的なコア・コンピタンスの再定義や新たな能力の高いロジック作成、ポジションサイジングなどの努力は欠かせません。
特に、日本人は満遍なく熟せる人を好む傾向が強く、結果的にどれも中途半端になることがあるので注意が必要です。
そうなるよりも、何か専門性があるロジックで得意な相場状況を軸としているほうが、トレードに対する自信を持ちやすく、利益を出し続けていけます。
さて、ここで念頭においてほしいことが3点あります。
- 興味に忠実に従ってみる
- 探究を行う
- 達成感ではなく、学習感を得る
これら3点を頭に入れつつ、時間の許す限り、考える前にチャートを見ていきましょう。
その日々の探求がトレードで利益を得ていくには、探究の根をしっかりと伸ばすことが重要であり、その探求心こそが検証へと繋がります。
あなたのトレードを振り返りましょう
これまで、一流のアスリートから学んだことと、そのトレードへの活かし方についてお伝えしました。
ここで一度、これまでの自分のマインドを、以下の2つに関して振り返ってみましょう。
- トレーダーとしての探究を途中で諦めていないか?
- 自身の内面にあった興味を失っていないか?
これらは、日々のトレードや検証をしていくにあたって、私も大事な問いだと思っています。
普段、トレードを行うとその結果に伴って、「勝った~負けた~」などの起伏があります。
しかし、結果だけに固執していると負のスパイラルへ入ることがあるので注意が必要です。
もちろんトレードをしている以上は「勝ち、負け」の結果は大事ですが、それらの原因や理論への探求、興味が増幅しないと、継続的に利益を上げていくことはできません。
突然ですが、自分が子どもの頃を思い返してみてください。
大人になって多くのことが分かりましたが、子どもの頃って些細なことを新鮮な目で見つめながら、単純に探究・興味・好奇心・疑問に従って躊躇することなく行動していたはずです。そこで、自分なりの答えを見つけ出そうとしていました。
その忘れかけている当時の好奇心や探求心を活かして、激動する相場状況に対応できる、自分なりの答えを作っていく必要があるわけです。
その答えを導くには、上記でお伝えしてきたマインドを持ち、自らを律しながら検証をしてみると見えてくるものがあるでしょう。
自分なりの最適解を出すためにも、継続学習が必須です。
その際、以下のことを思い返してみてください。
- 自分に厳しい条件を課すのではなく、楽しく継続するかを考える。
良い意味で、自己信用していないので、努力を仕組み化する。 - 努力は見えにくい才能ではなく、努力できる環境構築を先ずはする。
検証しやすい環境・継続しやすい環境を作り出す。 - 結果よりも過程を重視する。
トレードの成功に至るまでの過程が大事であり、姿勢が重要。 - トレードは単なる習慣という境地に行き着く。
そのためには検証努力が土台となる。嫌になるということがなくなる。 - トレードは達成感が高揚しますが、学習感に切り替える。
勝ち負けは大事だが、トレードでこれを学んだという学習感を重視すること。
日々、継続学習する以上は結果も大事なのですが、努力しているプロセスも大切にしていきましょう。
その過程で、検証や努力を0か100かのように白黒つけるのではなく、1%でも確率を上げていく考え方が大切になります。
そのように考えることができないと、多くのトレーダーは、常に勝ちトレードにこだわりすぎてしまう。
その結果、重要な場面でも守りの姿勢になってしまいます。
しかし、何十年間もの継続学習を続けて、トレードで納得のいく結果を出すためには、攻めることも必要で、時には目の前の結果が犠牲になることもあるでしょう。
そのようにトレードは過酷でもあり、厳しさもあります。
だからこそ、オリンピック選手のように感動もするし熱狂もします。
トレードにおいて、単発で勝つのは簡単ですが、長期的に100%の確率で勝ち続けられる人はいません。
1%でも負けがあるからこそ、トレードは面白いと私は思います。
そして負けトレードにこそ、勝つためのヒントがたくさん詰まっているので、そこから考察して防戦的なトレードすることで成功するのです。
常に勝ちたいという気持ちが無ければ勝負にはなりませんが、今まで積み重ねてきた努力を信じ、最善を尽くせば結果はついてきます。正しいことは1つではないとわかってくるものです。何とも奥深い、素敵な気づきに繋がります。
リスクを深く理解して少しだけ愛すること。
トレードは勝って驕らず! トレードは負けて腐らず!
それでは、時節柄、くれぐれもご自愛ください。
■楽しんでやりましょう
■客観視していきましょう
■わかないところは何度も見直しましょう
■ロジック内容も大事だが考え方に固執しましょう
■先ずは足元を見てから星空を眺めるようにしましょう
■希望を語りましょう
■挑戦をしていく心を見失わないようにしましょう
■自身の価値観を大切にしていきましょう
■能力の差ではありませんから信念をもっていきましょう
行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。
それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に.励むこと)
ということで、また次回よろしくお願い致します。
TAMURAより
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