トレーダーなら知っておくべきWindowsとMacの違い
FXに最適なパソコン選びをするために、ここまで「スペック」と「種類」について解説してきました。そしてパソコンの購入を決断する前に、もう1つだけ覚えておきたいのが、
『Windows』と『Mac』、それぞれでトレード環境が異なるということです。
そこで今回は、パソコンを購入してから後悔しないように、トレーダーなら知っておくべき『Windows』と『Mac』の違いについて解説していきます。
WindowsとMacの違い
さっそく本題ですが、『Windows』と『Mac』では、トレードを行う上で
それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
トレーダーにとって最も大きな違い、それは
WindowsだとMT4が使えて、MacだとMT4が使えない、ということ。
※MT4とは、FXを行う上で最もメジャーなトレードソフト。詳細はコチラで確認できます
というのも、アップル社による2019年10月8日のアップデートを機に、Mac版MT4/MT5が利用不可能になってしまったという背景があるからなんです。
ただMacだからといって「もうFXトレードができない」というわけではありません。MT4が使えないだけで、証券会社が独自でリリースしているトレードソフトは問題なく使うことができます。例えば、ヒロセ通商や外為ドットコムなどが提供しているオリジナルのチャートソフトは、Macユーザーからも人気の高いトレードソフトです。
また、ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)、FOREX.com、OANDA Japan(オアンダ・ジャパン)では、ブラウザ上で使えるウェブ版MT4も提供されています。こちらはインストール不要で、インターネットにさえ繋がっていれば、Macでも使用可能です。
ただし、弊社が推奨するMT4以外の環境でトレードする際は、『投資で生きる』のサインツールのようなMT4用に作成されたオリジナルのツールなどを使用できない点に、注意が必要です。
おすすめのパソコン
このような違いこそありますが、特性を理解した上でMacのパソコンを選ぶのであれば問題ないでしょう。
ただ、これからパソコンを購入する方で特にこだわりがないのであれば、Windowsのパソコンの購入をおすすめします。
先ほど説明したように、相場分析を有利にしてくれる弊社オリジナルのトレードツールや、自動売買ソフトもMT4上でのみ起動します。また、Macでもウェブ版MT4を利用できるものの、ネット環境が整っていないとチャートを開くことができません。トレードの練習や過去検証などを行う上で、インターネットに繋がっていなくてもチャートを開ける環境があったほうが便利であることは間違いありません。
まとめ
今回はトレーダーなら知っておくべき『Windows』と『Mac』のトレード環境の違いを解説しました。
特にこれから「投資で生きる」を活用していく初心者の方にとって、世界で最もメジャーで扱いやすいMT4を導入しているかどうかは、日々のトレードや学習を続けていく上で見逃せないポイントです。
そのため結論をまとめると、これからFX用にパソコンの購入を考えている方には、Windowsのパソコンの購入をおすすめしています。
ぜひ今回の記事を参考に、あなたに合ったパソコンを選んでくださいね。