FXをやるのにどんなパソコン(スペック)を選べばいい?
これからFXを始める方の中には、トレード用のパソコンを購入する方もいると思います。
パソコンも種類によっては2~3万円ほどで買えますし、高いものだと20~30万円と価格に大きな差があります。
しかしパソコンや機械に詳しくない方は、どんなパソコンを選べばいいのか分からず迷ってしまいますよね。
そこでこちらの記事では、FXを始めるための『パソコンの選び方』について解説していきます。
パソコンを購入する際に注目すべきポイントを伝授しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
パソコン選びで重要なのは「スペック(性能)」
まず結論から申し上げると、パソコン選びで一番重要なのが「スペック(性能)」です。
なぜならトレードをする際にパソコンのスペックが低いと、画面がフリーズしたり、動作が重かったりと、トレードをする時に悪影響を与える可能性があります。
また、チャンスがきてトレードしようと思ったのに、パソコンが重たくてチャンスを逃してしまうといった致命的なミスにも繋がる恐れがあります。
FX取引をスムーズに行うためにも、パソコンのスペックは必ず高性能のものを選ぶようにしましょう。そこで、具体的にどんな所を見ていけばいいのか、詳しく解説していきます。
CPUとメモリについて
パソコンのスペックや機能は種類が多いので、機械が得意でない方は難しいかもしれませんが、FX取引をスムーズに行うためには以下の2つをチェックしておけば問題ありません。
メモリ:一時的に情報を溜めるパーツで、パソコンの動作スピードに影響する
CPUはパソコンの頭脳に当たる部分で、人間でいう「脳」の部分。
高性能なCPUが搭載されているパソコンほど、処理スピードが速くなります。
ちなみにCPUのメーカーには、IntelとAMDの2種類があり、それぞれ性能が高い順に値段も高くなるので、値段と性能を天秤にかけて選びましょう。
■IntelのCPUを性能順に並べた場合:
Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3 > Pentium > Celeron
■AMDのCPUを性能順に並べた場合:
Ryzen 9 > Ryzen 7 > Ryzen 5 > Ryzen 3 > Athlon
実際のところ最低限のトレードであれば、低いCPUの能力でも動きます。
ただし性能が低い場合、チャートを立ち上げすぎたり、インジケーターやEAを同時に稼働させるなど、複数の動作を行おうとするとパソコンが重くなってしまう可能性があります。
Intelであれば「Core i5」、AMDであれば「Ryzen 5」あたりであれば申し分ない性能だといえますので、予算を抑えるならこのあたりを選びましょう。逆に、Core i9 やRyzen 9は、パソコンでもっと複雑な処理をしたい人向けなので、トレード用のパソコンを購入するならこれを選ぶ必要はありません。
そして、CPUと並んで大事なのが『メモリ』です。
メモリは一時的に情報を留めておく場所で、メモリが低いとパソコンの動作が重くなります。メモリの推奨は4~8GB程度あれば十分足りますが、メモリが大きいほど複数のFXツールやアプリを起動できるので、16GB以上あれば申し分ないといえるでしょう。
ディスク(SSD、HDD)について
また、パソコンを選ぶ時には、ハードディスクドライブ(HDD)にするか、ソリッドステートドライブ(SSD)にするか、選択することになります。
それぞれの特徴としては、HDDは壊れやすく速度が遅い代わりに安価です。
逆に、SSDは壊れにくく速度が速い代わりに高価ですが、パソコンの動作全体の速度に大きく影響するため、ディスクはSSDを選ぶことを推奨します。容量は最低240GBあればよいでしょう。
※ただし、バックテストを行うことを考えたらそれ以上の容量が望ましいです。
まとめ
FXを始めるためのパソコン(スペック)の選び方についてお伝えしてきましたが、最後にまとめると以下のとおりです。
・CPU:Core i5 / Ryzen 5 以上
・メモリ:4~16GB以上
・ディスク:SSD
この3点が揃っていればFX取引をスムーズに行える環境が整います。
また、パソコンメーカーによって値段は様々ですが、5~8万円ほどで購入可能です。
こちらの記事を参考に、快適なパソコン環境を作ってFXトレードを始めましょう!