トレーダーにとって重要な「コンフォートゾーン」

2021年7月15日

「投資で生きる」をご覧の皆様こんにちは。
TAMURAです。

山陰地方や熱海市での災害において、被害に遭われました皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今後、更なる被害拡大にならないよう皆様の安全と素早い復旧をお祈りしております。

今回のような災害はどうしても突然起きますが、こういうときに見られる日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔であると思います。
そして、力を合わせて助け合おうとするのは「トレードでも一緒」です。

様々な相場状況にあった優位性のあるロジックを扱いながら、イメージは補完し合うことです。
複数ロジックを準備しておけば、どうしても起こる突然の事態に備えることができるため、自身のトレード環境がとても大事になっていきます。

どういう戦略・システム等々でトレードを行っていくのか、今一度、ポートフォリオを見つめ直していくことをお勧めします。

ポートフォリオに関しては、こちらの記事で詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。
安定的な資産構築のカギはポートフォリオにあり

トレーダーにとって重要な「コンフォートゾーン」

私は、常日頃からリスクのことやコンフォートゾーンを意識してトレードしています。

コンフォートゾーンとは、心地が良い領域のことです。

コンフォートゾーンを意識できれば、肉体的にも精神的にも楽な状態でいることができます。
トレーダーはこのコンフォートゾーンのキープが大事です！

そのためには「客観視」をすることです。

コンフォートゾーンは結果であって、原因ではありません。
トレーダーは慣れる生き物です。

慣れてくれば、状態は自然とコンフォートゾーンになっていきます。

トレードをしている臨場感よりも、目標達成している状態の自分に対する臨場感を高めていきましょう。

コンフォートゾーンは人によってそれぞれ違います。

それでは、何がコンフォートゾーンを決めているのかというと・・・その人の『信念』です。

何を正しいと判断しているのかによって、コンフォートゾーンは変わってきます。
信念を決めているものは、過去の経験や記憶です。

過去の記憶が損失ばかりの場合は、居心地の悪さからくる違和感が無意識に次のトレードへ影響を与えますので、コンフォートゾーンを変える技術がトレードを向上させていくために必要になってきます。
（コンフォートゾーンにいるほうがトレードでは高いパフォーマンスを発揮することができます）

野球やサッカーならホームチームのほうがアウェイチームよりも有利だということが定説になっていますが、これらはコンフォートゾーンの影響が出ているからです。

現状のコンフォートゾーンを破壊すること自体は、目標に向かって前進していくために必要なことです。

大事なことは現状のコンフォートゾーンを破壊して、目標達成状態に対して臨場感を持つことです。

目標達成状態のマインドに慣れてくると、実際にその状態にふさわしい結果を得ることができるようになりますので、結果として自然とその状態がコンフォートゾーンになります。

今、目の前から上がるのか下がるのかなんて、100％の確率で分かるわけありません。
なのに、躍起になって予想をしようとする・・・。

上昇の傾向・下降の傾向を俯瞰して見るのは必須ですが、予想をしてトレードをするのではなく、検証上、優位性があるからトレードをするのです。

大数の法則から回数を重ねてトータルで勝ち越せる戦略や戦術からロジックを扱うので、予想するのは無駄と思えることが利益形成にはとても大事になってきます。

ルール通りにトレードできない初期症状は、チャート見たときに予想していること。
末期症状になる前に自身の予想思考との戦いに勝てないと、トレードの勝ちは見えにくいです。

トレードの成長を促す「ロジカルシンキング」と「ラテラルシンキング」

そして、予想からの脱却ができた後が大事です。

ロジカルシンキング（論理的思考）の基礎土台を構築しつつ、そこで重要な調味料となるラテラルシンキング（水平思考）が、トレードでは成長を促します。

ロジカルシンキング
論理的に正しいかを検証しながら着実なステップを踏んで思考プロセスを深めていきます。

ラテラルシンキング
非連続の思考で答えを導いて固定観念や既成概念をいったん取り払い、様々な角度から考えてみることで発想を広げていきます。

ロジカルとラテラルのシンキングを意識してトレードをしていると、可能性の幅が大きく広がります。
そして、検証の思考へと繋がっていくので、継続利益に追及に発展します。

• 不満を気にする
• なぜ
• だったら
• どうやって

更に自分の回答を自分で疑い、いくつの回答を作れるかが勝負です。
日を空けて考えてみると大量の発想が生まれて回答が増えます。

などなど・・・

1. 正確な正解はないのですが、外側に答えを求めるのではない。
2. 自身の内側を探求するとトレーダーとしてアップデートされます。
3. トレードが段々と客観的になっていきます。
4. 自分枠から少し離れた感じでトレードしてみましょう。
5. 出口戦略がどれだけ大事かわかるようになってきます。

そして、7月前半戦は前回記事の通り、クロス円の戻しで利益形成できました。
上値の重い展開が続いていくのか？戻り目の展開に注視しております。

前回記事はこちら。
長期的に利益を追求するための心得

経済的自由を得るために、幸せになるためにトレードをする。
これは当然かと思いますが、1番の理由ではないです。

不幸せな損失トレードがあっても、受入れられるリスクを決めて、継続できる体制を整えているからトレードをしています。

リスクを深く理解して少しだけ愛すること。
トレードは勝って驕らず！トレードは負けて腐らず！
梅雨明けの折、くれぐれもご自愛ください。

■楽しんでやりましょう
■客観視していきましょう
■わかないところは何度も見直しましょう
■ロジック内容も大事だが考え方に固執しましょう
■先ずは足元を見てから星空を眺めるようにしましょう
■希望を語りましょう
■挑戦をしていく心を見失わないようにしましょう
■自身の価値観を大切にしていきましょう
■能力の差ではありませんから信念をもっていきましょう

行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。

それでは「一行三昧」（1つの修行法を一心に.励むこと）
ということで、また次回よろしくお願い致します。

TAMURAより

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