相場の格言から学ぶ、FXの最適なトレードスタイル

2021年7月2日

こんにちは、藤田昌宏です。

5月を振り返ってみると、ビットコインをはじめとした仮想通貨の下落が話題になりましたね。

ビットコインは対ドル相場で一時、史上最高値から50%ほど下落し、2021年で上昇した分をすべて吐き出しています。

一連のダイナミックな値動きはまさに「上げ100日下げ3日」という相場の格言に相当しています。

この格言は「100日間続いた上昇がたったの3日で元に戻る」という相場の動きを意味しており、古くから相場の世界では使われているものです。

こうした急激な値動きは今回のビットコインだけでなく、2007年のサブプライムショックや、その後のリーマンショックでも同じことが起きています。

「上げ100日下げ3日」から学べること

こういった歴史から、私たち個人投資家が学ぶことは「短期取引に徹すること」です。

ただし、株も為替も同様ですが、早い者勝ちなわけではありません。
乗り遅れてしまう、といった焦りが損失を生んでしまうことも覚えておいてくださいね。

そして今後、私がトレードする上で注目するポイントは「ビットコインの暴落が他の市場に波及するか」です。

仮想通貨市場全体の時価総額は、iPhoneでおなじみのアップルの時価総額に匹敵するほど大きな市場となっています。

ビットコインの暴落が他の市場に波及するかを意識しつつ、豪ドル相場を中心にチェックしていこうと思います。

具体的には、豪ドル/ドルや豪ドル/円、ユーロ/豪ドルあたりをチェックしていきます。

それでは、実際のトレードを見ていきましょう。
通貨ペアはユーロ/豪ドルです。

ユーロ/豪ドルは、ユーロ/ドルの買いと豪ドル/ドルの売りに分解可能です。

そのため、今回はユーロ/ドルに視点をあてて共有します。

表示しているチャートはユーロ/ドル相場の15分足です。

エントリーは、得意パターンが形成されたときにアラートを鳴らすようにしています。

その後、手堅く利益を確定し今回のトレードではおよそ20pipsの獲得となりました。

今後も勝ちパターンやヘッジファンドの手口を共有しますので、参考にしてみてくださいね。