機関投資家やヘッジファンドも重要視する“休場”とは

こんにちは、藤田昌宏です。
最近は、梅雨の影響もあり、湿気の多い日が続きますね。
相場も天気と同じように、雨が降ったりやんだり、不安定なケースもあります。
また、自分自身の売り買いのポジションによって、恵みの雨に変化する場合もありますので、しっかりと環境認識して収益を積み重ねていきましょう。
さて、7月5日(月)は、アメリカ独立記念日の振替日。
その日は、オリンピックのスポンサーであるコカ・コーラをはじめとするアメリカ株式市場は休場でした。
※コカ・コーラはNYダウ構成銘柄の一つ
ここまでのお話の中に、実は機関投資家やプロのヘッジファンドたちが重要視しているキーワードが含まれいました。
それは「アメリカ株式市場の休場」
というのも、休場前後の相場は独特な展開になりやすく、プロの間ではとても注目されています。
注目される理由としては、休場前に機関投資家がリスク分散としてポジション整理を行い、相場の流れが一転することもあるから。
また、休場後(休み明け)は、為替相場に影響を及ぼすニュースがないときでも、相場が大きく動いたりと、独特な値動きになりやすいことで有名です。
その最も顕著な例が、少し前のチャートに見られます。
下記のチャートはドル円相場の1時間足です。
そして下記の画像は、豪ドル円相場の1時間足です。
2019年の年始に為替市場は大暴落していますね。
この大暴落は、年末年始の休場後(休み明け)に発生しています。
今でこそ、年初の高値水準に位置するドル円相場ですが、こういったケースもここ数年以内で起こっていることは把握していきましょう。
こういった値動きは、株や為替のあらゆる市場に起こります。
そのため、一つの教訓として覚えておきましょう。
次回もプロが注目しているポイントからヘッジファンドの手口、そして実際のトレードを共有しますので、参考にしてみてくださいね。
最後にあなたへのメッセージ
これからFXで利益を上げていきたいと考えているのであれば、ぜひ今回の記事に限らず、継続してFXの学習を行ってもらいたいと思います。
投資は日々学び、情報収集し、経験を積んでいくことが大事だからです。
このような考え方は、私個人の独りよがりなものではなく、多くのトレーダーが押さえておくべき現実だと思います。
現にクロスリテイリングさんでも「継続学習」の必要性について強くお伝えしており、経験値を上げることが成功者の第一歩なのです。
私自身、そのようなクロスリテイリングさんの考え方に共感したために、こちらで投資家の本質についてお伝えさせてもらっています。
ぜひ今回の記事をきっかけにして、単なるスキルや知識の習得だけでなく、重要な現場目線についても感じ取ってもらえたら幸いです。