デスクトップパソコンとノートパソコン、どちらがいいの？

2021年6月30日2021年7月2日

前回の記事では、FXを始めるためにまず「パソコンのスペック（性能）」について触れましたが、
次の悩みは、『デスクトップパソコン』『ノートパソコン』どちらの種類のパソコンを選べばいいのか、だと思います。

ということで今回の記事では、『デスクトップパソコン』『ノートパソコン』それぞれの特徴についてご紹介していきましょう。

パソコン選びでお悩みの方には必見の内容なので、ぜひパソコン購入前にこの記事をご覧いただき参考にしてくださいね。

『デスクトップパソコン』の特徴

それではまず『デスクトップパソコン』の特徴についてご紹介します。

『デスクトップパソコン』の最大のメリットは、「安価で高スペックのパソコンが購入できる」という点です。前回のおさらいになりますが、トレードを目的としたパソコン選びで重要なスペックは、「CPU」と「メモリ」の2つ。

※「CPU」と「メモリ」についてはコチラで確認できます。

『デスクトップパソコン』では、この「CPU」と「メモリ」2つとも優秀なパソコンが比較的安価で購入することが可能です。例えば『ノートパソコン』で『デスクトップパソコン』とまったく同じスベックの物を購入しようとすると数万円、場合によっては倍近く高い値段になることもあります。

というのも『ノートパソコン』の場合、小さい本体の中に『デスクトップパソコン』同様のパーツを詰め込みながら、さらにはバッテリーなどの追加パーツも入れたりしないといけないので、そもそも単価が高くなってしまうのです。

なので「安く優秀なパソコン」を手にしたいのであれば、『デスクトップパソコン』一択と考えても問題ありません。

さらに『デスクトップパソコン』の場合、モニターを増やせば複数の画面でチャートを監視することも可能に。トレードに慣れている方は、複数のチャートを同時に表示できるほうがより効率的に、戦略の幅を広げることできるでしょう。

『ノートパソコン』でも複数のモニターに出力は可能ですが、その場合は、あまり多くのモニターに出力ができないのと、高いスペックのパソコンでないと正常に動作しない可能性があるのでご注意ください。

『ノートパソコン』の特徴

次に『ノートパソコン』の特徴についてご紹介しましょう。

『ノートパソコン』の最大のメリットは「インターネット（WiFi）が繋がっていれば、いつでもどこでもトレードが可能」という点です。

『ノートパソコン』は元々持ち運びを想定した、非常にコンパクトなパソコンです。

そのため、一度設置してしまうと持ち運びができない『デスクトップパソコン』と比べて、一か所に留まってトレードをする必要はありません。

つまり外出先や旅行先、自宅の中でも、寝室、リビング、場所を選ばずにトレードを行うことが可能になります。

そのため自身のライフスタイルに合わせて相場をチェックできるので、時間や場所を選ばずに、利益になりそうなチャンスを探せますし、反対に相場が自分の狙いと逆の方向に動いてしまった時は、すぐにポジションを決済して損失拡大も防ぎやすくなるでしょう。

『ノートパソコン』を活用すれば、普段は仕事で家にいないという方も、休み時間やスキマ時間を使って、24時間いつでもどこでも、トレードができるようになります。

このように「忙しいけどスキマ時間を活用してFXを始めたい！」「ライフスタイルに縛られず自由なタイミングでトレードをしたい！」という方であれば『ノートパソコン』を選ぶといいでしょう。

まとめ

ここまで『デスクトップパソコン』『ノートパソコン』のメリットについてご紹介してきましたので、まとめてみましょう。

デスクトップパソコンの場合（腰を据えてじっくりトレードしたい方向け）

ノートパソコンの場合（24時間チャンスを狙ってトレードしたい方向け）

このように、2種類のパソコンにはそれぞれのメリット、デメリットがありますね。

自宅に長くいられる方なら確実に『デスクトップパソコン』の方がコストパフォーマンスも良くてオススメです。

逆に、家にあまりいられないけど頻繁にトレードをしたい、という方なら『ノートパソコン』を選ぶのがいいでしょう。

金銭的な余裕があるのであれば、普段のトレードは『デスクトップパソコン』で行い、外出先では『ノートパソコン』でポジションの監視をする、という使い方で両方とも持っておくのもひとつの手ですね。

また2台持ちの場合、どちらかのパソコンが故障してしまった時のリスク対策としても機能します。

例えば、ポジションを持っている状態で『デスクトップパソコン』が故障してしまった時、『ノートパソコン』を持っていれば、すぐにポジションを確認できるでしょう。故障している間に相場が動いて損失が拡大してしまった、というリスクを回避できます。

そういったリスク対策の観点でもパソコンの2台持ちは優れていますので、ぜひパソコン選びの参考にしてくださいね。